封じた記憶

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『おぃ聡美!聡美寝てんじゃねぇ!聡美!!!さと……み』 コイツの顔が見る見るうちに青ざめていく そして僕を持ち上げてた力が抜け僕は床に落とされた 「痛ッ……」 コイツは母さんに近付いていく ヤダ触れるな!!!    けど体が動かない 『おい悠斗部屋に戻ってろ!』 「えっ……?」 『今すぐに部屋に戻れ!母さんがどうなってもいいのか?』 母さん?!        嫌だ 嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌嫌嫌嫌嫌嫌 「っ……」 大粒の涙をぽろぽろ零しながら2階の部屋に駆け上がった その後斎さんが来た でも後の事は分からない
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