封じた記憶

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次の日僕は斎さんに聞いた 「ねぇいつきさん」 『何んだい?悠斗君』 「母さんどこへ行ったの?」 『?!』 「いつきさん教えて母さんは母さんは?どこ会いたい」 『……聡美さんは…悠斗君のお母さんは天国に行ったんだよ』 「てんごくって?」 『お空の先にあるんだよ』 「僕も行く!行かなきゃ母さん悲しんでるひとりぽっちかわいそう…」 『……ダメ何だよ』 「何で!!?」 『お母さんはお空の上から悠斗君がいい子にしてるのを見てるんだよ』 「わかんないよいつきさん」 泣き虫な僕は斎さんを困らせてばかりだった
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