封じた記憶

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コイツは夜な夜な僕を犯した この行為がイケない事だと知ったのは斎さんに会った後だった いつからか声が出なくなった 僕の生活はさらに変わった 部屋に鍵がかけられた あの人がかけた ドアに小さな食事窓が作られた 家政婦のお姉さんは代わる代わる変えられた あの人が辞めさせて行くから 家政婦のお姉さんは僕を助けようとしてくれた だから居なくなるのだといつしか僕は気付いた あの人が帰ってくるのが嫌だった あの女の人もいつの間にか居なくなってた 毎回繰り返し繰り返し殴られためちゃくちゃにされまた殴られる
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