傷付いた心の癒し

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「水城くん~」 「?」 「どうしたのぼーっとして」 「……」 「ん?」 【怖い】 「何が?」 【アイツが】 「…そっか……でも今は大丈夫だよ?」 【分かってても怖い】 「実はさぁ僕も昔今の水城君と同じだったよ」 「?」 遠くを見つめる春樹 まるで【何か】を思い浮かべるように 「僕が5歳くらいの時に母さんが知らない男の人とどっか行っちゃってさ…父さんも居なくなって一人ぼっちだったんだ」 【本当…?】 「うん、志摩も同じだよ孤児院で一緒に育ったよ」 【志摩も?こじ?】 「う~ん親がいない子が沢山居る施設かな…初めて志摩と会った時ね志摩こう言ったんだ」 「【俺は他人何か嫌いだ俺に関わるな】ってすっっっっんごくイヤな奴でさぁ」 態<ワザト>ケラケラ笑うように明るく話す春樹 そしてそれはキッチンに居る地獄耳な志摩にもバッチリ聞こえている そして春樹は気が付いていなかった……真後に居る人影に 気付いているのは水城と志摩のみ ゴツッ 「じッッ&?!※○☆$%ダァーッ!!!」 「………」 「おぃ春…水城呼ぶのに何無駄話してんだ?あ゙ぁ゙?」 「……じまぁ~おだまでなぐらない゙で…」 「………;;;」 お玉杓子で殴られ仰向けに倒れながら頭を押さえる春樹
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