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こう言う事を言う時の春樹は何故か綺麗に笑う
作りモノの笑顔じゃなくて
素で冷たく綺麗に笑う
まるで熱を持たない氷のような透き通る風のように静に笑う
「?おぉ~ぃ志摩?何フリーズしてんの?」
「うわっ?!顔近付けるな!」
「ヒドッ!!人が心配してんのに!!」
「分かったから水城と遊んでろ狭いキッチンにお前居ると邪魔!」
「😖……」
「早く飯食いたいだろ?」
「分かったぁ~」
「……………」
(切り替え早ッ)
それが春樹のいい所で悪いとこ
コイツは掴み所がない
何が地雷で何が嬉しくて何をされたら怒るのか悲しいのか分からない
いつもへらへら笑っているから分からない
昔も今もそれは変わらない
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