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そんな感じで今の俺がある。
飯はまぁ……適当だけど洗濯も風呂も掃除もちゃんとしてる。
俺はいつも通り適当な飯を食い、迫り来る春休み最後の日を控えて眠りに付くのだった。
――
朝、カーテンの隙間から零れる日光に目を覆う。
眠い……今何時だよ……
俺はそこで覚醒する。
しまった、今日はあいつと遊ぶ約束してたんだった。
時計を見れば11時半。約束の時間は11時なので、つまり遅刻だ。
ったく、家近いんなら家で待ち合わせすりゃ良いのによ……
自分のせいにも関わらず、相手に対して文句を言いながらトイレへ入る。
何か髪が重い。いつも以上に長い気がするのは気のせいだろうか?
そしていつも通り用を足そうとしたところ……
「あれ……?」
……何故に……無い……?
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