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桜並木を抜けると高校はすぐ目の前にあった。
“聖桜高校“
「これってせいら?せいおう?」
「せいおうだよ?恭ちゃん学校の名前もわからないで受験したの?」
「お前に無理やり受験させられたからな」
千鶴が一緒に行こうってうるさく言ってきて偏差値高いから毎日千鶴に勉強教えてもらって何とか奇跡的に合格できた。
「しかし綺麗な校舎だな…ここから俺の青春はスタートするんだな…」
マンガみたいに感傷に浸ってる俺。もちろん痛いのは承知してるからな。
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