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頬を膨らまして千鶴はそっぽを向いた。
「恭弥君こんな可愛いフィアンセがいて羨ましいわね」
「いえ、全然」
「恭ちゃんひどい!この前はあんなに熱い夜を2人で過ごしたのに!」
「…そろそろ止まろうか」
「先生も恭弥君と熱い夜を過ごしたいわ」
「ダメです!」
雨宮先生もノリノリですな。
因みに熱い夜ってのはこの前徹夜で格ゲーをやったのさ。
まぁ激弱だったがな。半分はわざと負けてあげた大人な俺。
「じゃあ入学式始まるから体育館に行ってね」
漫画みたいな綺麗なウィンクをして教室を出て行った。
教室は千鶴のお陰と思いたくないが空気が和み賑やかになる。
「雨宮先生には気を付けてね?」
「むしろお前の一挙手一投足に気を付ける」
「って事はずっと側に居t「さーて体育館に行くか」
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