“新生活”(大学生編)

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先生は歳こそ重ねたものの、出会った頃と変わらない姿で今もいる。   そんな先生に僕は今でも魅力を感じている気持ちに嘘はない。   ただ、このまま先生の気持ちに素直に答えてイイものかと心の中で葛藤が巻き起こる。   『社会的に見て今の二人の姿は本当に健全なのか?』   『この事を知った僕たちの両親は大手を振って喜んでくれるだろうか?』   突然突き付けられた現実に答えが出せないまま時間だけが過ぎていった。
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