コウスケの人生――始まり

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待ち合わせの駅から歩いて10分足らずの繁華街。 居酒屋も何件も続く道。 「ここの店!」 マサシが指さしたのは、いつも行くチェーン店ではなく、見た目レトロな個人まりとした外観の店。 しかし中に入ると、見た目には想像できない暗めの照明とおしゃれな内装。 「この店かわいいねぇ。」 女の子達が小声の会話。 マサシ…気合い入ってるな。 俺達は入り口の前で待っていると、店員と話していたマサシが急に怒鳴りだした。 「どういうことだよぉッ!?」 キレるマサシに男性陣はかけ寄った。
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