3461人が本棚に入れています
本棚に追加
/278ページ
県内でも大きなショッピングモールに、買い物をしに行った時の事だった。
理香子
「何買おっかなぁ…………………あれ?」
とある服屋で服を見ていると、龍太と一緒に麗が入って来たらしい。
理香子
(あれって…龍太と…麗ちゃん?何で…?)
理香子は麗に、龍太を好きな事を話している。
なのに、その龍太と2人……何で?
龍太
『悪いな。買い物に付き合せて』
麗
「別にええよ、私も暇やったしー♪」
そこに居る麗は、いつものサバサバしたような印象とは違った。
龍太に媚びるかのような態度を取り、かなり密着している。
麗
「ねぇ~、龍太っ!………龍太、私の事…好き?」
上目遣い気味に龍太を見つめながら問い掛けるその質問に、一瞬耳を疑った。
今、何て言った?
私の事、好き?
何で麗ちゃんがそないな事、聞いてんの?
龍太
『は?…いきなりどうしたん?』
彼女のいきなり発言に、さすがの龍太も引き気味の様子だった。
麗
「私、龍太の事好きかもしれんのや……やから、龍太の気持ち知りたいなぁ思うて♪」
…………何それ。
最初のコメントを投稿しよう!