プロローグ

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小さなアトリエ― 薄暗い部屋。 ろうそくの明かりに照らされて、貴方の寂しそうで…今にも泣き出しそうな顔が浮かび上がる。 イツキ…貴方が愛しい… 声に出して、貴方の名前を呼びたい。 でも、それは出来ないの… だって…貴方がワタシの声を聞いたら失望する。 本当のことを知ったら、貴方はワタシを嫌いになる。 それが、怖い…
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