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貴方の夢を見ることが
少しずつ減っていき
今 私の中で
大きな翼が羽ばたこうとしています
貴方以上の存在は
これから先現れないでしょう
それでも
誰かを愛して傷ついて
泣き崩れる夜もある
そしてまた
貴方を
思い出すのです
私が貴方以外の誰を愛そうとも
貴方が片隅に必ずいるのです
「解放してよ」と願っても
「解放したくない」と泣いている私がいるのです
貴方は私の心そのものでした
貴方の存在が
私の中から消えたとき
貴方を思う私の心は脆く
硝子のように割れてしまいました
今もう一度
貴方に…
会いたい…
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