企み…2

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竜:死んだの……かな… そう言うと竜真は その場で口をすぼめて 黙りこんでしまった… 例え友が生きてても死んでても 敵同士なのは 変わりなかったからだ… 健:そんな顔すんなよ とにかく今は逃げて 最後の最後まで生き残らない といけないんやから 健は竜真の肩に手をおいた 竜:でも……この足じゃ… 竜真は怪我した足をおさえた 健は険しい表情になった… 確かに今のままじゃ 竜真は走ることも… 歩くこともまともにできない… そんな状態だった でも健は諦める訳 にはいかなかった… ―
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