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竜:健…??
健が取り出したハンカチ…
あの時に恵がくれたものだった
そのハンカチは、汗や血で
軽くにじんでいたが、
特別なものだった……
健はそれを、
竜真の足首に強く巻いたのだ
竜:健…大丈夫なのか??
こんな足に…そのハンカチ…
健:なーに言ってんや
このハンカチはなー
特別なハンカチやねん
特別だからこそ、巻いたんや
これで少しは足への負担は
和らげると思うぞ??
健はそう言うと、竜真の足を
ぽんっと叩いた…
竜:痛っ!!………くない…
竜真は笑った…
ハンカチのおかげで、
足の痛さは少しひいたのだ…
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