469人が本棚に入れています
本棚に追加
勇:健!!!
勝:先輩!!
健:じゃあな!!
健はそう言い残すと
恵美が走っていった方向へ
走っていった
勇:健……
―グスッ
なんで俺はいつもいつも…
マイナスに考えんだ……
これじゃ自分の身の為だけに
隠れてるのも一緒じゃないか…
勝:勇輝先輩……
勇輝の目からは、
悔し涙が流れた…
足を見ながら
何も言わなかった
座っていた竜真は……
竜:……信じてないの?
勇:え…?
竜:健を…信じてないの?
勇輝は涙を拭いた…
勇:信じてるよ…
竜:俺は健を信じてたから
何も言わなかった…
健なら必ず戻ってくる
勇輝は、何も言わずに
力強くうなづいた…
―
最初のコメントを投稿しよう!