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―ｶﾞﾁｬ!!
健は銃を向けたまま
目をつぶった…
―ｶﾁｬ……ﾝ
健は目を開けた………
健:か……片桐…
健が向けた銃の先には…
片桐の頭部があたっていた…
片:撃ちなさいよ………
あたしの負けよ…
早く……撃ちなさいよ!!!!
片桐の目からは涙がこぼれた
健:なんで…？
片:もう嫌だ……
人が次々にあたしの手で
死んでいく……
慣れた頃にはあたし…
殺すことが快感で…
自分じゃない自分が
現れて…怖くて……
もう見たくない……
こんな自分…死んだ方がいい
多分健がこのままあたしに
銃を向けなかったら､
本当に違う自分に全てを
とられたかもね……
―
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