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片:もうあたしに生きる価値
なんてないんだから
健がこのまま撃たなかったら
また違う自分に戻っちゃう
だから早く……撃って
健:……ｸﾞｽｯ
健の手が震えだした
撃たなきゃと思う気持ちと
どうにかならないのかと
思う気持ちが…
心を揺さぶっていた
片:早く……ぎゃははは……
早く撃って……捕まえる
撃って!!!!…殺す!!!!
片桐は自分ともう１人の
自分と戦っていた
片:ほら言ったでしょ…
早くあたしを撃たないと
もう１人の自分が
よみがえっちゃうの!!!
このままだとあんた達
死ぬわよ!!!
捕まえる……この手で……
あたしが………殺す……!!
健:か…た…ぎり………
健の頭は混乱状態だった
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