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――数分後――
「ハッ…ハッ…や、っと…撒け、た…」
あれから走りまくってやっとの思いでジジィから逃れた。
さすがジジィは毎日無駄に鍛練してるだけあって体力がある。
多分あいつは同い年の人と競走したらぶっちぎりで1位だろう。
「に、しても…つ、疲れた…」
うちも体力はそれなり…っていうかかなりある。
でもさすがにこの長距離走(さらに全力疾走)は堪えた。
足が休息を求めるかのようにガクガクしてる。
かといって家に帰って休む訳にもいかない。
家に帰ったらまたジジィに追いかけられるのは目に見えてる。
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