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「どっか…店、あるかな…」
家に帰る訳にもいかない、けど休みたい。
とりあえずそこら辺の喫茶店にでも入ろうと繁華街に向かった。
住宅街がスタート地点だったが、ジジィとの長距離走のお陰で大分離れたとこまで来てしまったからそう遠くではないだろう。
カランカラン
「いらっしゃいませー」
店のドアを開けるとベルの音が綺麗に店内へ響いた。
それに気づいて来た店員さんに案内され、席に着く。
「あー…やっと座れたぁ…」
ぐてーっと机に突っ伏す。
やっと休息が得られた身体はやはり(つか当たり前だけど)疲れていて、この喫茶店が軽く天国に思えた。
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