第3章

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学校に着く少し手前の信号で赤になり止まった。 たしかここ長いんだよね… なんか…気まずい… ずっと車の中では話さなかった。 すると優ちゃんが私との沈黙をやぶった。 優「そういえば、お前ここ一ヶ月怪我しなかったのか?」 心配してくれてる? 莢「え?…う、うん。運が強くなったのかもね。はは」 優「今その怪我をして言えた口かぁ?…ってかその肘の傷はどうした?」 なんで…? 莢「え?…これは……これは―…」 つい2日前… 手が震えてきた… 肌の色と一緒のサポーターはめてたけど逆に目立ったかなぁ… 優ちゃんには…バレてる… なんで分かるの? やっぱりそういうの気になるのかな 職業病ってやつ? .
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