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学校に着く少し手前の信号で赤になり止まった。
たしかここ長いんだよね…
なんか…気まずい…
ずっと車の中では話さなかった。
すると優ちゃんが私との沈黙をやぶった。
優「そういえば、お前ここ一ヶ月怪我しなかったのか?」
心配してくれてる?
莢「え?…う、うん。運が強くなったのかもね。はは」
優「今その怪我をして言えた口かぁ?…ってかその肘の傷はどうした?」
なんで…?
莢「え?…これは……これは―…」
つい2日前…
手が震えてきた…
肌の色と一緒のサポーターはめてたけど逆に目立ったかなぁ…
優ちゃんには…バレてる…
なんで分かるの?
やっぱりそういうの気になるのかな
職業病ってやつ?
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