第4章

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莢「いったー…」 静かな教室に一瞬こだまする音。 女「しらばっくれんじゃないわよ!また優紀に手ぇ出したりしたらただじゃおかないんだから!」 そう言って教室から出て行った。 私の口は鉄の味が漂っていた。 まずい… …痛い… やっぱりこの味だけは慣れないんだよね…。 …顔は最近拒否ってたのにあんなやつのせいで…!! もうこれ以上暴力沙汰はあいつだけで十分だよ…。 あいつだけで… 優ちゃん…もう行かないから… .
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