第1章

6/6
前へ
/149ページ
次へ
莢「ぇえ!!臭い?!」 最悪だぁ… …あいつがタバコ吸うから制服とか臭いついちゃうんだもん。 でも分かるかわかんないくらいのつもりだったのに… 優「お前まさかタバコ吸わねぇよなぁ?」 ヒィ!!!バレてるよぅ!! 莢「す、吸う訳ないじゃん!ってか逆に嫌いだから香水つけてるもん…よく分かったね」 優「…俺も吸うから分かんだよ」 うん…吸いそうだ。 っていうか私の頭の中じゃ 男の人=タバコ吸います って方程式ができあがってるし 莢「へ~そうなんだ。…あ、じゃあ失礼しました。またね!」 私は優ちゃんに手を振りながらドアまで優ちゃんを見ていた。 優「またねじゃねーよ」 優ちゃんはそう言うだけで手だけで挨拶してパソコンから目は離さず私なんか見てくれなかった。 ちょっとくらい見てくれたっていいじゃんか .
/149ページ

最初のコメントを投稿しよう!

10105人が本棚に入れています
本棚に追加