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二人は、本当に仲が良いらしい。でも、何故かトップモデルと教師、と言う奇妙な組み合わせなハズなのに、妃はとても楽しそうに話していた。
二人を見ていて、新羅は思った。
何か、篠崎と妃さんって絵になるな。
妃さんは、元からモデルとかやってるし、すっげえカッコいいけど…篠崎も意外と整った顔してるよな。
こう思ったのは、新羅だけではなく、生徒皆が思っていた。
「ってか、いー加減お前、帰れよ」
「おぉ、そうだね。そろそろ昼休み終わりだし」
篠崎の言葉に妃は同意した。
すると、女子からは、えーっもう妃さん帰っちゃうの？という声がちらほら…。
恐るべし、妃響(トップモデル)。
「今、何の撮影してんだ？」
「んー？来年の春に上映する映画の撮影だよ、しかも主役ーっ！」
妃は、嬉しそうにヘヘッと笑った。
その笑顔に多数の生徒は、うっとり。
「あ、そうだ。映画、観に来てね？」
ニコッとトップモデルに微笑みかけられたら、断る事はまず無理だろう。
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