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……色々あったけど、競技も決め終わり、いよいよ練習開始っ!!
「よし、お前ら。今日は、大縄の練習だ」
「おーっ!!俺、大縄得意だぜっ」
「はいはい。じゃ、お前ら頑張れよ」
大縄を如月に渡すと、校舎の日陰にあるベンチに腰掛けた。
「……相変わらず、無責任なダメ教師」
雅はそう呟くと、背を向け新羅達の騒ぐ輪の中へ入っていった。
「いくぞぉー!いーっち、にーい、さーっん」
大縄の練習は順調に進み、サッカー部に入部した新羅と剣道部に入部した雅が中心となってクラスをまとめていた。
この一時間の中での最高記録は、72回。
その他のクラスの最高は、46回だった、と言う事は…篠崎のクラスは超人ばかりのクラスなのかも…しれない。
飛んだ後のクラスメイトは、地獄絵図の様な形相で必死に酸素を吸い込んでいた(変わらず雅は涼しい顔のままだった)らしい。
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