1人が本棚に入れています
本棚に追加
「……ダメ教師なんだから、そのぐらいしなよ。理事長のお孫さん」
が、雅に皮肉たっぷりに言われて周りの生徒達もそーだ、そーだ!など言ってきた為、断れず…。
「…わーったよ。その代わり、ぜってー優勝しろよ?」
「おう!勿論だろっ?あ、…焼肉は、篠崎ん家で、な」
「はっ?何で俺ん家で?」
「……そんなの決まってんじゃん」
新羅の提案にハテナマークを浮かべる篠崎。
すると、新羅はにこりと語尾にハートマークが付きそうなぐらいの笑顔で言った。
「篠崎ん家が見たいからっ」
「………………。」
体育祭の優勝した時のご褒美は、篠崎の家で焼肉パーティーをする事になった。
「焼肉をかけて優勝めざすぞーっ!!!」
『おーーーッ!!!!』
「………俺の意見は無視、ですか。めんどくさい…」
やる気満々の生徒と溜め息を吐く篠崎。
.
最初のコメントを投稿しよう!