真っ赤な糸

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貴方のお側に 居れるならば俺は 何も要らない だからどうか 笑顔で居てください 俺の横 離れてく貴方 見えなくなった 目を閉じたら 溢れ出す この想い さよなら ああ 貴方が好きで 救われた命 未来の誓い 忘れない 唯 年を重ねて 貴方と2人 歩いて行きたかった 黒い箱には 貴方動く事なく 眠り続ける 俺ら以外は 全て果てちまえって 祈ってた 話したい事が沢山あった 生まれ変わっても 貴方に逢いたい さよなら ああ 逢えなくなった 結んだ小指 離れてゆく ゆびきり その 優しき嘘に 騙されて ほら 涙零れ うわごと また 名前を呼んだ 呪文みたいに繰り返した 忘れない ああ 貴方の声も いろんな顔も 募った気持ちも "十代目" その 名前ではなく 1人の人として愛した 離れない でも 離れなくては いけないんですね 俺と貴方 忘れない ああ 逢えなくなっても 貴方に誓った あの約束 さよなら ああ 永久(とわ)に貴方を 愛することも 今誓います さよなら ああ さよなら ああ 「愛してました」 _
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