5人が本棚に入れています
本棚に追加
『私はアレ、親戚の葬式で今日は休みだもん!』
「葬式ってここ公園だけど…、砂場にでも埋めんの?土葬は犯罪だぞ?」
『そんなはず無いじゃん、馬鹿!』
「じゃあ…」
『…別に、親戚って言っても顔も合わせた事ない人だから、泣くに泣けないっていうかさ…だから抜け出してきちゃった。』
「フーン」
中川は小3の時に僕の通う学校に転校してきた。
親の仕事の都合とか言ってたっけ?
兎に角、やたら僕に突っかかってくるヤツで…
『っていうかさ、あんた何座ってんの?行けよ学校に!』
「なんかぁ、こんな天気のいい日に学校ってのも味気ない気がしてきたなぁ…て。」
最初のコメントを投稿しよう!