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なんて昔の事を思い出していたら、見事に顔に出てたみたいでして。
「悠介さーん、顔真っ赤ですけど、どうかなさいましたか? ……もしかしてお味噌汁熱すぎましたか!?」
こんな感じで雅さんがアタフタしだしたもんだから困る。
「ん、ああゴメンゴメン。味噌汁も調度良い温度だったし大丈夫だよ」
ちょっと昔の御主人様への愛情ですよ発言を思い出して~なんて言えない。
そんな事を言い出したら俺が恥ずかしさで死ぬ。
と、そんなこんなで朝飯も食い終わったし、休日とは言え、雅さんにみっともない姿を見せたくは無いので最低限の身嗜みを整えるとしよう。
「雅さん、ご馳走。今日の朝ごはんも凄く美味しかったよ」
「いえいえ、お粗末様です。これも御主人様の為ですから!」
その細い腕にグッと力を込めて、所謂マッソーポーズ(マッスルポーズ)をした後、パシッと自分の腕を叩いて笑っていた。
やぶえぇ、今日は朝から萌えまくりです。
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