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と、まぁ雅さんの笑顔を見てやる気は出たわけなんだが、実行に移すのがめんどくさいという俺のヘタレっぷり。
まずは飯でも食うかな……。
「ふぁーっ。雅さん、今日の朝飯何?」
欠伸をしながら固まっていた全身の筋肉を伸ばしていくと、何とも気持ちの良い感覚が体の隅々まで駆け巡っていった。
「はい、今日の朝食は悠介さんの好きな和食にしてありますよ」
最後にニコッっと笑いながら朝食のメニューを教えてくれた。
朝から和食とは分かってる。流石は俺の専属メイドさんなだけあるよ。
「っし!じゃあ朝飯でも食いますか」
ベッドから降り雅さんと並びながらリビングへと向かう。
何かいつもより距離が近いような気がする……。ま、良い匂いするし良いんだけどね。
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