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リビングに着き、いつもと同じように椅子に腰掛ける。
目の前のテーブルにあるのは和食のオンパレード。白米、味噌汁、焼鮭、卵焼き等など。
俺の好みを完全に理解した雅さんでないと、この調理は出来ないだろう。もう雅さん大好きすぎる。
「っし、じゃあいただきます」
「はい、どうぞ」
向かいに座っている雅さんがニコッと笑い、俺を見詰めている。
何とも気恥ずかしいが毎日の事なのであまり気にせず、味噌汁を口に含む。
「美味しい、流石雅さん!」
何のダシを使ってるとか何味噌を使ってるとかはサッパリ分からんが美味しい。前に雅さんに調味料を聞いてみたら「ご主人様への愛情です」と笑いながらはぐらかされたんだよな。
正直、本気で萌えた。
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