不思議な力。

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高校の体育館。 そこでは新入生説明会の前に、制服や靴なのど購入時間が設けてある。 私だけ、制服の色が違うためになんだか不安になった。 母 「お母さん、手続きしてるから、サイズ測って買ってきなさい。」 母はそういうと私に財布を渡して、私を置いて保護者でごった返している受け付けへ消えていった。 花子 「え!?私独り!?」 人見知りで、独りで買い物をしたくない私は緊張と不安で周りを見渡すしかなかった。 すると、 そんな慌てる私を後ろから 誰かが飛びついてきたのだ。 花子 「ひゃぁ?!…かおる!!」 香 「ヤッホー!!花ちゃん☆」 香は、おばあちゃん家から三軒隣に住んでいる女の子。 よくおばあちゃん家に行った時に遊んだ仲で 走るのが早くて、相変わらず、すごく細い体。うらやましい。 花子 「よかったぁ~!!ねぇねぇ!!一緒に買いに行って!!」 私はすぐさま香にお願いをする。 香はすぐにOKをくれた。 香 「んじゃあ、お母さん、花ちゃんと買いに行ってくるから。受け付けしてて! 花ちゃん行こ!」 香ママ 「はい、お金。じゃあまたね。花子ちゃん」 香ママは優しい笑顔で私に挨拶をすると受け付けへ向かっていった。
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