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「まさかハ・デス、貴方が召喚されるなんて」
「それはお互い様だろ?ミカエル」
「それよりも気付いた?
あの二人の魔力」
「あぁ、あんなレベルの魔力見たこと無いな。これなら俺たちを呼び出したのも頷ける。」
「えぇ」
レイラは手を顎に当てて、頷き始めた。
「それよりも、早く行こう周りが迷惑だ。」
「へ?」
レイラは辺りを見渡した、すると先ほどまでの話し声は聞こえず、皆さん地面に倒れこんでいる使い魔を必死に手当てしていた。
どうやらこの2人が姿を晒し続けたために、膨大な魔力が辺りに充満してしまったようだ。
「あら、これは失礼。」
レイラは羽をしい、さっきまでの姿に戻った。それと同時に隣にいた紅蓮も戻り、2人ともマスターのところにかけていった。
その後先生がびっくりしたのは言うまでもなく。色々とゼオン達は注意を受けていたが、どうやら無事に解決し、ゼオン達は無事に同じSランクの高校に入学することができた。
月日は流れて、高校の寮で
「いよいよ明日から学校ですね。」
就寝前、レイラがゼオンに話しかけて寝るのを妨げた。
「まぁ、明日はキツいと思うが頑張ってくれ。レイラ」
「何で私が頑張るんですか?マスター」
「まぁ見てればわかるさ。」ニヤリ
ゼオンはその後直ぐに寝てしまったため、レイラは聞くことが出来なかった。
しかし、わかったことが1つだけあった。
ゼオンは絶対に何か企んでる。
そう思い、レイラも眠りについた。
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