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そっーと、下駄箱から死角になる位置から見ていると~彼の友達と一緒に来て、靴をはき変えて~おっ、帰る。そうだ、帰って欲しい!~でなければ私が帰れないよ。
マジで、一緒に帰っても何を話せば良いか判らないから~シラけた空気は嫌だし~彼が友達とバイバイとかしている!危機だよ!
心の中で言った
「まんじゅう!こんな最低な事を仕組むなんて!どうするのよ!」
「こっちも意外な展開に驚いてますけど~彼の事が好きだったなんて」
「えっと~いきなり、恋は目覚める~なんて語っている場合じゃないし」
「行けば?彼は来るまで待っている。途中で帰ってしまう人じゃないよね」
「そうなんだ。今時珍しく、真面目に待つタイプだか、そして愉快な人だから友達も多い…信頼出来る人柄なんだよね」
「だから~僕に感謝して、早く行ったら、日が暮れちゃうよ」
嫌だ、足が勝手に
こら、まんじゅう!まだ準備が出来てないよ
「お待たせ!さあ、帰ろう!」
あ、もう、口が勝手に話すし。まんじゅうに任せよう
「こうして帰るのは久しぶりだな?君を見掛けた時にすぐに判ったよ!顔は変わらないね」
おい!成海、彼と知り合いなのかい?
知らないよ。でも、彼は私を知っているみたいだね
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