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「あれ!もしかして忘れていたりして?」
「うんん。覚えているよ。かわいい犬が居たよね。素直でさ。優しくて、賢くて。」
「へえ、チョコマシュを覚えているんだ!半年前に亡くなったけど、かわいい奴だった、そう言えば、お前が飼っていた」犬はどうした?まだ元気でいる?」
「ううん、同じ半年前に亡くなったよ。かわいそうだった。賢くて、かっこ良くって、性格も良くって~犬の中の犬で」
「すごいな~確か?前にチョコマシュに比べたら、まんじゅうはダメ犬って言っていた気がしたけど~。
ちょっと、俺、なんで?泣いているんだ?この頃さ、俺、おかしいんだよね!お前だから話すけど~たまに、チョコマシュが乗り移る気がするんだよね。チョコマシュが生きていた頃にお気に入りの毛布が気になってしょうがなかったり、お気に入りの場所に居ると落ち着いたり。俺、やっぱりおかしい?時々、空耳も聞こえるし。
「大丈夫!そのうち、判るよ!原因もね」
「そっか?なんか、お前が言うと根拠もないけど~なんか、納得してしまう。幼なじみだもんな!幼稚園から小学4年生までだけどね!俺、転校したからね。思い出したかな?俺の初恋はお前だったんだから~忘れたら悲しいよな!あはは!じゃまた明日」
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