~第四章:ミニマムお嬢様とロリコン彼氏~

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~第四章:ミニマムお嬢様とロリコン彼氏~

☆とーじょーいんのマメ知識☆ お題:知恵 「まんまだね……知恵=豆知識だと僕は思う」 「出されたんだから仕方ないでしょ」 「紫恵ちゃん?東条院はどうしたの?」 「少し用事があるからよろしく頼む……って言われたから代理よ」 「第四弾で自分のミニコーナーを早速放棄ですか!?」 「それよりお題は知恵だけど、どんなのがいいの?」 「これといって指定はないよ。東条院は自分の好きなようにやってきたからご自由にって感じかな」 「ふ~ん……だったら食材の選び方に関する知恵を紹介してみるわ」 「それではどうぞ」 「そうね……まずは大根にしとくわ。大根で注目するのはズバリ『見た目』よ。見た感じで葉の部分が黄色くなったり新しい葉が伸びてるのは古い証拠だからダメ。重みがあって表面が白くて葉が緑色なのがポイントよ。次に人参だけど、芯の直径が小さくて全体が赤いのが正解で、芯が大きくてその周りが黒ずんでるのは甘くないの。キュウリは真っ直ぐと曲がったものがあるけど、味に大差ないわ。大事なのは表面を触るとかなり突起があって、皮の色が濃いことにある……こんな感じでいい?」 「完璧です!!文句なし!!☆しえちゃんのマメ知識☆にしてもいいぐらいだよ!!」 「やっているな」 「あ、弥生だ」 「ふむ……お題は知恵か。それなら私も究極の節約術を伝授してやろう」 「「究極の節約術?」」 「春は山の幸を採り、夏は海の幸を獲り、秋は再び山の幸を採り、冬は熊と冬眠……これが節約術だ」 「「……サバイバル?」」 「それだ」 「「…………」」 ~第四話完~
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