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私は再び立った。
勇気よりも好奇心の方が大きかったのかも。
ベッドから一番近い私の机を調べてみた。3枚の紙。
一枚は矢印があっちへ行ったりこっちへ行ったり…。
何の図なんだろう…。
2枚目は、何か文字が書いてあるけど…ほお、る、ゆめ、ぐらいしか読み取れない。
三枚目は何かのリスト。じてんしゃとかほうちょうとか。
とりあえず持っておこうかな…。
あーるぴーじーだっけ…そんな感じの名前のゲームでは結構こんな作業も重要なんだよ?
後調べてないのは…外へ続くドア…。
開けたくないのはゆめでも変わらない。あのドアには、嫌な思い出しかないから。
でも、これは夢。私が考えた脳内の世界。
なら、きっと大丈夫。
ドアノブに手を掛けて、ゆっくりと回した。
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