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ガラガラガラ―・・・
「失礼しまー・・・す・・?」
扉の開く音と心細い声が空しくだだっ広い空間に響いた。
なんと、まあ。職員室にはだーれも居ない。
そりゃあ、もうこんな時間だし
ここの教師はすぐ帰る人が多いけど
なにも皆居なくなることないじゃない。
私がこんなに苦労して大量の課題と戦ってきたというのに。
信じられない。
ブツブツブツブツ心の中で文句を言いながら
担当の先生の机上にドサッと紙くずを置いた。
どうやらもうこの学校には警備員さん以外は誰もいないみたいだ。
あ、さっきすれ違った女の子はいたか。
他にも所々教室の明かりがついてるから、きっとまだ残っている生徒がいるのかな?
とにかく私も帰らなくっちゃ!
スタスタと若干早歩き気味に職員室を出た。
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