これが僕らの青春。

【クラス替えの結果。】

『２年Ａ組。』

「またＡ組かぁ。まぁ、俺みたいに頭がいいと当たり前か♪」

ガラッ。

「…神風。」

「お、吉野も同じクラスかぁ。」

「あぁ、何か成績が上がった。」

「良かったじゃんか。」

「…お前の姉は？」

「姉ちゃん？姉ちゃんはバカだからＣ組に決まってるじゃん(笑)」

「そっか…。」

「あぁ。ん？あれって霜月？」

俺は本を読んでいる眼鏡の少年に近づいた。

「やっぱり霜月だぁ。」

「あ、神風君。また同じクラスだね。」

「当たり前じゃん。学年１位と２位なんだから。」

「あはは。そっか。」

「てか、霜月眼鏡になってんじゃん。勉強のしすぎ？」

「いえ、多分本の読みすぎかと。」

「ふ～ん。眼鏡似合ってるよ。」

「ありがとう。」

『クラス替えの結果』

前とあんまり変わらない。