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ボクのことを少し話そう。
ボクは自分のことを「ボク」と呼んでるけど、男の子じゃない。もう一方の方だ。
ボクは小さいころから母さまに似て体が弱くて、病気がちだったから体も大きくない。
母さまが亡くなって、父さまが再婚したのが今の「お継母さん」その連れ子が「お姉さん」たちなんだ。
お姉さんたちはボクが体が弱いことを馬鹿にして、結構ひどい扱いをしてくれたんだ。上のお姉さんなんか焼けた炭でボクのの手や顔を焼いたりしたんで、身体中は虐めの傷跡だらけになった。
村の人たちはボクのことを
「ボロボロの肌の少女」とか
「鮫肌の少女(rough-skin girl)」とか
「燃やされた肌の少女(burned skin girl)」とか呼んでる。
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