―《研修3日目》―

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―《研修3日目》―

この日はイベント会場かディズニーランドか選べる日だった。もちろんみんなでランドに行った。日本は開園前から凄い並びようだがロスのランドは開園前なのに全然並んでなかった…。 8時に開園だったので、時間通りに行ったら人は少なくがらりとしていた。 (日本とは違うなぁ~。) そんなことを思いながらランドへ入って行った。 私は知らない土地などに行くと全てが珍しく感じ、迷子になる癖があり、しょっぱなから迷子になりかけた。 迷子になりそうな私を心配してくれてみんなが 「何かに捕まってなね。」 「じゃあ紐に捕まる~。」 「なら俺のリュックの紐に捕まりな。」 「うん!」 と私は嬉しそうに言った。 途中何度も道から外れそうになるが、綾瀬君の紐に捕まってたり、綾瀬君が引き戻してくれたので大丈夫だった。 話は少し遡って…入ってすぐにグループわけをした。 「絶叫系と絶叫ダメな系と別れよう。」 「わかった。」 絶叫系の方に残った私は綾瀬君たちと一緒に日本にもある絶叫アトラクションを攻略していった。 最初に行ったのはスプラッシュマウンテンで、一列6人乗りだった。私は一番前に乗り、楽しんでいた。水嵩は多く、落ちる度に服に水がかかった。そして一番最後に落ちた時には全身ズブ濡れになっていた。 この時の服装は白いノースリーブに黒いスカートで、当然ズブ濡れなのだから下着が見えてしまっていた。 恥ずかしかったが着るものもなく少しびっくりしていたが、しばらくすると乾いていた。 その後はウォールド・ディズニーの像でみんなで記念写真を撮った。 私と綾瀬君は真ん中で肩が触れている状態で写っていた。この写真は今も大切に残してある。 その後もたくさんの絶叫アトラクションに乗った。日本に無いもので一列6人乗りの2人組の乗り物もあった。大抵は男性が後ろで、女性が前に乗るものだった。これもたくさん水を被り濡れたりした。 2時近くになった頃人が増え始めたので、ホテルに戻ることにした。
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