―《研修3日目》―

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ホテルに戻りプールがあるのでそこに着替えて向かうことになった。初めて買った白いビキニの水着は恥ずかしかったが、それでも頑張って着た。 みんなが揃った時点でプールに行き、私は久しぶりのプールに嬉しくなり真っ先に入った。 何の疑問も持たなかった。だって普通に小さいアメリカの子どもが泳いでいたから…。まさか泳げる私が一瞬溺れるとは思わなかった。 足が着くと思っていたプールは180センチの人がやっと顔を出せるくらいの深さで、163センチの私はみんなの前で一瞬だけ姿を消したのだ。 びっくりして顔を出したが相当にみんなもびっくりしていたようだった。 「びっくりしたぁ~。」 「大丈夫か?」 「うん。なんとか…。」 その後はプールサイドに捕まりながらもみんなと遊んだ。 しばらくぷよぷよと浮いていると綾瀬君が、「南ちゃん俺の背中に捕まる?」 と聞いてきたので、 「ありがとう!」 と私は答えて綾瀬君の背中に捕まった。 綾瀬君の背中は大きく、とても安心した。 どれくらいそうしていただろう…。私はずっと綾瀬君の背中に捕まり、手は首の方に回していた。すると綾瀬君の方から手を握るような仕草をしてくれていたので、私もそれに答えた。手も大きく、逞しい手のひらは温かかった。 5時30分頃になるとランドのパレードを見に行くと言うことで上がった。 私はプールではしゃぎ過ぎていたせいかみんなに「行く?」と聞かれていても 「パレードそんなに興味ないし、疲れたから寝るね。」と答えた。 みんなが行っているあいだにまた少し仮眠をとった。
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