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「会いたくなったら、呼んだりしていい?」
「あぁ。ここが寂しい、とかも歓迎」
恭一は、まだあまり潤っていないところに侵入してきた。
「もう少し待って、あっ」
暗かったし、気が付かなかったけれど、恭一のものは大きかった。
ゆっくりと、慣らすように、焦らすように、恭一は動いている。
わたしの体が恭一を受け入れようと、とろけて濡れてくる。
やがて恭一の全てを体が受け入れた。
「きれいだよ。すごく、きれいだよ」
奥に、奥に、恭一は突いてくる。
わたしも何かしゃべろうとしたけれど、いやらしい声が洩れただけだった。
愛とか、恋とか、よくわからなくなっているわたしを、恭一は満たしている。
恭一がそれを抜こうとしたとき、わたしは「やめちゃいや」と言っていた。
恭一は一瞬驚いたような顔をしたけれど、にっと笑って「俺じゃなきゃダメだろ?」と言った。
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