第二章

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「変質者なんかと間違って悪かったな 私は霧雨魔理沙 人間で普通の魔法使いだぜ よろしくな、曜」 普通の、ねぇ。 今はアリスと上海達が大急ぎで作ってくれた料理を皆で囲み、美味しくいただいているところだ。 「いえいえ 誤解がとければいいんですよ こちらこそよろしくお願いします」 「それ」 「へ?」 「その敬語、やめにしないか?」 「なんでです?」 「私は敬語とゆーものが苦手というかむず痒いというか・・・」 「あー、なるほど わかったよ 魔理沙には敬語は使わないよ」 「ありがたいぜ」 「私に対しても別に敬語じゃなくて構わないわよ?」 「わかった アリスにも敬語は使わないよ」 「別に使ってくれてもいいけどね」 どっちだ。 「そういえばさっき何か言おうとしてたわね 何だったの?」 「そうだったのか?」 「あ、うん 俺の今後の身の振り方の話なんだけど・・・」 「そんなもん好きにすればいいじゃないか」 「いや、そうは言っても・・・さ、いろいろと思うところがありまして・・・」 「いいわ 話してみて?」
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