第二章

11/11
前へ
/24ページ
次へ
「構わない もしそうなってもそれが俺の運命、と受け入れよう 幻想郷で死んだとしてもそれも同じだ 俺は、自分で導き出した俺の結論を投げ出したり後悔なんてしたくないよ」 またしてもそう断言する。 さっきより語調を強めて、はっきりと。 「それが俺の結論だよ」 「よく言った! 私は曜が気に入ったぜ 何か困った事があったら私に相談しな!」 「ありがとう、魔理沙」 「はぁ、しょうがないわねぇ」 呆れ返っているのか、溜息混じりにアリスは言う。 「その決心はもう揺るぎないものなんでしょ? なら私はもう何も言わないわ」 「それにともなって早速聞きたい事がある」 「なにかしら?」 「なんだ?」 「誰かの力を頼らず自分自身を守る為にはどんなことが必要なんだ?」 これははっきりと知る必要がある。 「そうねぇ・・・いろいろとあるけど・・・」 「まずはあそこに行くべきじゃないか?」 ニヤリと魔理沙は言う。 「あそこ・・・とゆーのは?」 「魔理沙、神社のこと?」 「そうだぜ こいつは覚悟とかの前に外来人なんだ まずはそこだろう」 「あの・・・」 「そうねぇ・・・」 二人とも俺の為だって事はわかってるんだけど・・・。 ありがたいんだけど・・・。 本人を置いて話を進めないでぇぇぇ。
/24ページ

最初のコメントを投稿しよう!

8人が本棚に入れています
本棚に追加