第三章

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「で、神社とゆーのは?」 二人の会話が全て終わってから話しかけることにしました。 な、泣いてなんかいないやいっ! 「そっか 曜は知る筈ないか」 だからさっきからそう何度m 「なんか言ったか?」 「なんでもないです、はい」 この娘・・・出来る! 「神社には外の世界と幻想郷を隔てる結界を管理する二人のうちの一人がいるのよ もし貴方が帰りたいと言った場合もお世話になるはずだったわね」 「ん? じゃあ行く必要なくない?」 「まぁまぁ話は最後まで聞きな そいつは妖怪退治の専門、簡単に言えば戦闘のスペシャリストってとこだな」 「それが何か関係が・・・?」 「おいおい お前はまた妖怪に遭遇したら 「うわー誰か助けてー」 って喰われるつもりか? 自分の身を守るためには戦う力が必要だろ?」 少々俺のとこ演技がひどくないか。 「そんなっ!? 女の子に攻撃なんてしたくないぞ!」 「甘いな まぁ戦う手段があれば直接生き死にには関わらなくなることもあるんだがな」 「それ矛盾してないか?」 生きる為、殺されない為に戦うのにそれで生き死にがないなんて・・・。 負けたら死ぬんじゃないのか? 「うーん・・・ そこら辺も神社で説明しましょう あまり遅くなると面倒よ」
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