序章

2/2
8人が本棚に入れています
本棚に追加
/24ページ
俺はこの春から大学1年生になった。 それにともない地元を出てアパートに部屋を借りて一人暮らしを始めた。 今は大学の講義を受け終わりアパートに帰るところなんだ。 一人暮らしっていいよなぁ。 親のしがらみから抜け出して自由に過ごせるんだからな。 ただもちろん今まで親にしてもらっていた事を全て自分の力でこなさなくてはいけない。 それは今まで任せっきりだった俺にはきつかったけど、今では慣れたものだし、もともと家事とかって嫌いじゃないからな。 特に料理なんて意外と楽しいし。 さて、今日の夕飯は何食べようかなー? 夕飯作って食べて、それが済んだら課題レポート済まして・・・。 後はなんもないな。 そのあとは銭湯にでも行こう。 よし、決まった。 さっさと帰ろ・・・ ?「そうね、それも面白いかな」 ? 綺麗な女の人だなぁ。 外人だろうか? 髪色は金だし、肌の色も白い・・・。 人間離れした綺麗さだ・・・。 この女性もこの後の事でも考えてたのだろうか? ?「じゃ、行くわよ?ウフフ」 ・・・何処に? 「え、ナニコレ うわぁあぁあぁあぁ!?」 下にこちらを見つめた沢山の眼を見ながら俺の身体は意識とともに落ちていった・・・
/24ページ

最初のコメントを投稿しよう!