第一章

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「・・・んっ いたたたた・・・」 えーと? 俺何してたんだっけか? 学校帰りにこのあとの予定考えてて・・・美人さんにエンカウントして・・・? 道の真ん中で気を失ったんだっけ? なのに・・・ 「・・・ここどこ?」 気がつくとそこは森の中。 「え、ナニコレ? ワープ?」 なんで気を失ってたのかも曖昧だけど、いきなりこんなところにいる方がもっと謎。 状況のわかってない頭を回転させてみたものの根本から意味不明すぎる。 なんぞこれ。 とりあえず人を探さなくては・・・。 まさか無人島にワープなんてないだろ。 何処の漫画だよ。 ワープっつーのもアレだけどさ。 「しかし右も左もわかんなけりゃこんな森から出るなんて不可n「わはー」」 後ろから声がした。 わはー? 何処の言葉だ、一体。 言葉通じないとk「あなたは食べてもいい人間?」 「は?」 今なんつった? ―あなたは食べてもいい人間? おいおい、そりゃどーゆーこった? 俺は後ろを振り返った――
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