第二章

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俺は咄嗟に振り返った。 金髪でカチューシャをしている。 服は映えるような青い服。 肩には一体の人形を乗っけている。 またもや美少女である。 ・・・ここには美少女しか生息していないのか? とゆーかこの人は俺を食べたりしないだろうな? 俺がちょっと思案顔をしていると、 「ちょっと聞いてるの?」 「あ、はい。 すみません えと、お・・・じゃない 僕、香月 曜(カヅキ ヨウ)というものです」 「あら、ご丁寧にどうも 私はアリスよ、アリス・マーガトロイド」 と、自分の紹介の後に肩に乗っている人形を指差して、 「この子は上海よ」 「よろしくお願いします アリスさんに上海さん?」 「アリスでいいわ 上海も呼び捨てでいいそうよ」 「わかりました その・・・失礼かもしれないんですけど・・・」 「なに?」 「アリスは・・・僕を食べたりしませんよね?」 怖ず怖ずと聞いてみた。 「は?」 「あのですね・・・」 ここに来るまでの経緯を包み隠さず全部説明した。        少年説明中...
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