第一章

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十真:「懐かしすぎて涙もでねーよ」 十真(とおま)がそういうと、友人①の肩に腕を回して笑う。友人達は彼等の仲の良さに少しばかりひそかに嫉妬する。 < 数分後 > 友人①:「十真~十真~、あっち行ってみようぜー♪」 友人①は森(?)のほうを指差しながら言う。今、十真達は川辺で川釣りをしていたが、思っていたより釣れないので友人①が飽きてしまった。 十真:「お前なぁ…飽きるのが早すぎ」 友人①:「そうか?」 友人①は小首を傾げる。十真は友人達を見ると「一緒に行っていいぜ」と頷いていた。 友人②:「あんまり遠くに行くなよー。…夏にケーサツとか担任とかに顔を合わせたくねーからよ」 十真:「はいはい」 十真はヒラヒラと彼等に手を振りながら森(?)の中に消えていく。image=293572174.jpg
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